Now Loading...

人生もゴルフも、動揺せずに回ることを心がけたいです。

天野 櫻子
デンソー飛翔会

東海ワーキングウィメンズカップに参加された選手の中から、特にゴルフに情熱を注ぐ女性ゴルファーをピックアップし、 ゴルフへ懸ける想いやこだわり、女性ならではのストーリーをうかがう連載インタビュー「女神の挑戦」。
第1回目は今大会で個人戦4位入賞を果たしたデンソー飛翔会の天野 櫻子 選手にお話を伺いました。 (以下、天:天野 櫻子 選手)

ー 第1回大会、4位入賞おめでとうございます。天野 選手はゴルフをいつ頃からはじめられたのですか?

天:ありがとうございます。ゴルフは西暦が2000年になった記念に「何かやったことがないことをやろう、」というのをきっかけにはじめました。ですので、ゴルフ歴はもう12年になります。 ゴルフをはじめるまではサーフィンやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツが好きで、当時は海にばかり行っていました。

ー 競技ゴルフには普段から参加されているのですか?

天:競技にはたまにしか出場していませんが、豊田のロイヤルカントリーとセントクリーク、岐阜の方だと富士カントリー可児倶楽部などがホームコースなので、そちらのクラブ競技に参加したりはしています。以前はCGAの公式競技にも出場していましたが、最近は仕事が忙しくてなかなか出れずにいますね。

ー 今回の東海ワーキングウィメンズに参加してみて、いかがでしたか?

天:(会場の)京和カントリー倶楽部は何度かラウンドしたことがあり、練習ラウンドでもスコアが77だったので、今日の結果(スコア80)はちょっと不本意ですネ。京和さんといえば「裏の名前が京和“クリニック”というぐらい、ここに来ると調子よく回れる」と上司もよく言っていましたが、今日はグリーンがすごく難しくて・・・

ー そうですね、今日はいつもよりスピードを出していましたので

天:はい、たくさんパットを打ちました。(笑) 大会全体のことを考えると女性限定の大会ということもあってか、参加者がそこまで多くはなかったようですが、もう少しPRして頂けるとたくさん集まりやすいのではないかな、と。私達も今大会があることに気づかず、お得意様の方に教えて頂いたぐらいなので。 あとは実業団という冠があるので、同じ会社・団体で一緒に回れる女性の仲間を作るのが大変だな、というのはありました。

ー やはり女性ですと一緒にラウンドする女性がいなかったり、仕事や家庭などの都合でゴルフ自体を続けていくのが難しいのでしょうか?

天:確かに女性ゴルファーは人数自体少ないですから、同じ職場で女性のゴルフ仲間を作っていくというのは難しいんですけど、ゴルフって女性も男性も関係なく、1度ラウンドすれば「こんなに面白いんだ!」って、絶対はまると思うんです。男性にばかりやらせてちゃ損ですよ(笑)そういった意味では女性一人でも参加出来るようなメンバータイムみたいなのが作ってあったり、オープン競技がたくさんあったり、そういった企画があると行きやすいです。

ー 天野 選手はご結婚されてお子様もいらっしゃいますよね。ゴルフと仕事と家庭、3つを充実させる秘訣のようなものはあるのでしょうか?

天:そうですね、好きなことをするということでしょうか。 仕事がとても忙しいので休みの日ぐらいはストレス発散で自分をリセットして楽しまないと翌週また働けませんから(笑)。 うちの家族でゴルフをするのは私だけで、日曜日はだいたいゴルフに出かけていますので、そういう意味では子どもたちにはちょっと寂しい思いをさせちゃうかもしれないですけど、もう子どもたちも大きいので自由にしています。

ー クラブやウェアでこだわりや好きなブランドはありますか?

天:クラブは私の知り合いの方が作っていらっしゃるものを使用しています。アイアンは「ブッチ」というものを、ドライバーは「ミステリー」というクラブです。 ウェアはルコック、パーリーゲイツ、それからZOYも好きですね。なるべく元気が出るように明るい色を着るようにしています。

ー 天野 選手の今後の目標があれば是非聞かせて下さい。

天:そうですね、人生でもゴルフでも常にこう、動揺せずに回ることを心がけたいです。今日はかなり同様してパットを外しましたので・・・(苦笑)。 もちろん、東海ワーキングウィメンズカップには次回以降も出場して、上位を目指したいと思います。

ー  最後に、まだこの競技に出られていない女性ゴルファーに対してメッセージをお願いします。

天:本当にすごく楽しいし、真剣になれるし、自然の中で出来るし・・・。本当に幸せな気分で楽しめますので、是非ゴルフをはじめられて、こういった大きな大会に一緒に出て、仲間を広げて、みんなで楽しんでいけるといいな、と思います。